スキンクリームの注意点

年齢肌をケアする意味で、使用するスキンクリームの使用について、どのクリームでも共通する注意すべき点を列挙しますので、使用される方はよく読んでお使いください。第一に、アレルギーの問題があります。特に過敏肌の方は注意して下さい。スキンクリームに含まれる成分の中で、一つでもアレルギーがある場合には、使用しないでください。皮膚に塗布するだけなので、その症状は皮膚に限定的に表れると思いがちちですが、皮膚から吸収され喘息様の症状を出す場合もあったりします。このような場合、原因が不明のまま息苦しくなったりしますので、スキンクリームといえども十分注意が必要です。

第二に、スキンクリームの塗り方です。べとべとになるまでたっぷりと使用される方を時々見ますが、その必要はありません。薄く引き伸ばす程度、或いは肌になじむ程度に、塗布することで示された効果を十分発揮できます。もし、その効果が無い場合は、そのスキンクリーム自体が効かないということになります。

第三に、部分使用される場合、周辺部位にも馴染ませるように広く塗布して下さい。シミ・シワのあるところだけをピンポイントで使用するよりも、その周囲も含めた広い範囲で使用することをお勧めします。

年齢肌をケアする

加齢とともに、自然に発生する年齢肌を出来る限りケアするには、どのような方法があるのかの疑問にお答えします。多くはスキンクリームによって角質層の潤い成分を保つ方法があります。これも保湿成分の入ったスキンクリームに効果を期待するものや、スキンクリームによって薄い皮膜状の層を作ることで表皮各層からの水分蒸発を防ぐものまで各種各様に働きます。

若い頃には、表皮に対して十分な水分が行き渡ることで潤いが無くなることはほぼ無いです。しかし、加齢とともに表皮層へ十分な水分補給がなされなくなると年齢肌を感じるようになります。したがって、年齢肌を感じ出した場合、一早くスキンクリームにより、肌を外的環境から守ることのできるケアだけでは無く水分補給の意味合いも考えなければなりません。

年齢肌のほとんどは、外界に直接さらされている部分つまり、顔、首、手掌等に集中的に表れますので、この部分を集中的にケアする必要があります。季節により夏は肌の露出度が増すため、胸、上背部、脚部分などの直接外界に露出する機会が増える部分も合わせて行う必要があります。そういう意味では、体幹部等の衣類で常に覆っている部分までケアの対象という訳ではありませんが、併せて実施する分には問題なく、かえって良い効果を生む場合があるので、出来る方は行って下さい。

年齢肌と肌の仕組み

そもそも、年齢肌とはどういった症状を示すのかを知らなければなりません。年齢肌とはその字が示すように、年齢を重ねた肌のことで、特に自然な加齢によりシミ、シワが出てくるような肌のことを表します。何ら肌に悪いことをしているわけでも無く、外的要因は何もないけれど肌が年々カサついてくるとか、シワが目立ってきたという経験は年齢を重ねた人であれば誰しも経験することです。中には、50歳を過ぎてもしっとりもち肌のような人もいますが、このような人はごく稀です。大部分の人は肌の老化を感じてしまいます。

人間の肌は、外界と触れる角質層があり、その下には顆粒層有棘層基底層の4区分から、それらをまとめて表皮を形成しています。その表皮の下には真皮層があり、この層はコラーゲン、繊維芽細胞、エラスチン等で構成されています。スキンクリームは主に表皮に作用することで、その効能効果を示すものとされています。どのような皮膚でも、普通に生活していればこの表皮を構成する各層が、皮膚の新陳代謝により概ね28日間周期で一巡します。新陳代謝してゆく順番は角質層から剥がれて行き、その後顆粒層が角質層に変わっていくという仕組みになります。年齢肌という現象はこの新陳代謝が阻害され、年齢と共に周期が遅くなりがちになり、深い溝や色素沈着などが発生してしまうことに原因があります。

スキンクリーム選び方

年齢肌を感じ始めた女性だけでなく、今や男性でもスキンクリームをつける習慣が広まっています。時代をさかのぼれば、へちま水に始まり各種のスキンクリームが世に出てきました。化粧品の一種としてもスキンクリームの役目を果たすものも出始め、いわゆるオールインワンのクリームが出てきています。ここでは、こうしたスキンクリーム全般的な話から、注意すべき点などがあります。

スキンクリームは、ザラついた肌をしっとりした肌感にすることを目的に開発されて来たものばかりとは言えません。灼熱状態の職場環境で仕事をする人たちの為、熱から肌を守るためのスキンクリームであったり、紫外線の強い地域などでは、皮膚そのものの保護のために使用するクリームが開発されてきました。しかし、現代ではおおむね多く使用されているスキンクリームは、肌を美肌に保つための外見を良くするためのものになって来ています。これらの中には、保湿成分や間接的に美肌効果のある成分など、多種多様な成分が含まれていることから、その効果を訴求しているものが多く発売されています。

昔の化粧水の時代から受け継がれて来た長い歴史を持つものから、ごく最近新発売されたものまでどれを選べばよいのかについて迷ってしまい、つい手近にあるクリームを使ってしまったり、買ってしまうことがあります。そうした方々に、今一度スキンクリームについての基礎的なことから年齢肌を感じているような人まで、その有用な知識を含めてスキンクリームの選び方についてもご紹介します。